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退職金の算定方式にはどのような種類がありますか?
また、そのメリット・デメリットを教えて下さい。
退職金の算定方式は多数存在しますが、下記の4類型に分類することができます。
1.最終給与比例方式(基本給連動型)
退職金=退職時の基本給等×勤続年数係数×自己都合係数
メリット計算が簡単である 他社と比較しやすい
デメリット 年功序列になる 想像以上に高額になる
2.定額方式(勤続年数連動型)
勤続年数により、退職金が決定する。
メリット 分かりやすい 制度として安定している
デメリット 貢献度が全く反映されない
3.ポイント制方式(等級連動型)
勤続年数や等級に応じて、一年間当たりのポイント及びポイントの単価を設定し、退職時におけるポイント合計額を退職金とする。
メリット 貢献度を反映できる
デメリット 管理が非常に煩雑である
4.中小企業退職金共済制度確定拠出方式(中退共)
等級や役職に応じて毎月の掛金を設定し退職金を積立していき、退職時における積立金合計を退職金とする。
メリット 退職金債務が発生しない ある程度貢献度を反映できる
デメリット 退職事由に関係なく、従業員に直接支給される
上記の4類型にはそれぞれに一長一短があり、退職金制度の改革を実施する際にも慎 重な検討が必要となります。
中小企業で一番多く利用され一番問題が多い算定方式は、最終給与比例方式(基本給連動型)です。
この制度は、最終給与をベースとしており、非常に安定性に欠けます。なぜかと言いますと、制度導入時において右肩上がりの経済を前提として設計されており、また、
変動項目が給与のみとなっているためです。
このため、制度導入時には低かった給与水準が、高度経済成長期やバブル期を経て当初の想像以上に給与が高騰したため、結果として退職金も高騰するという結果になりました。
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